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【実は大切な中性脂肪】686
2022年7月15日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
今日は栄養のお話を。
健康診断の結果が届いた時、注目を集めやすい項目のひとつである『中性脂肪』について。
食後のみならず空腹時にも中性脂肪が高い状態が続くことで、動脈硬化のリスクが高まるということはよく知られていると思います。
※血管が通る臓器に対する疾病のリスクが高まります。ということで、全身で何かが起こる可能性が高まります。
そんな中性脂肪が”高い”状態ももちろん注意が必要ですが、実は低すぎるのも問題ありなのです。
忌避される中性脂肪って、そもそも何のために存在しているのでしょう?
僕たちの主たるエネルギー源は『糖』ですが、常に糖が外部から補充され続けられるかと言えば、そうではありませんよね。
食事と食事の間には血糖値が下がっていきます。
寝ている間なんかは食品を食べるわけにもいきませんので、こちらも血糖値が下がってきます。
そんな”糖不足”に陥った時に使用されるエネルギー源の一つが中性脂肪。
血糖がお財布の中のお金だとすれば、中性脂肪は普通預金口座に預け入れたお金ってイメージでしょうか。
お財布の中身も預金口座の中身も切り崩してしまうと、それはもう死活問題。
様々な臓器の活動に必要なエネルギー源が供給されにくくなりますので、運動のみならず消化吸収に関する器官や、脳で行われる精神活動へも悪影響が。。
いわゆる『慢性疲労』系の症状につながっているとこがあります。
そんな中性脂肪ですが、僕たちが元気に活動するためには空腹時でも80〜100mg/dlほどは維持できる様にしたいと考えられています。
中性脂肪は健康診断の血液検査でもチェックしてくれる値ですので、ぜひお手元の結果をご覧いただきたいと思います。
低くなっていく原因は、また明日の投稿で。
続きます。。。
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