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【大人を苦しめる原始反射】702

2022年7月31日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

本日は過去の投稿を振り返ってみましょう。

近頃再シェアが増えているので、ちょっと気を引き締めなくては。。

明日からまた頑張ろうと思います。

 

本日のセッションでもちょうど話題に上がりましたので、原始反射についての投稿を。

 

原始反射は乳幼児が生命を維持したり、発達を促すために必要な反射です。

成長と共にこの反射は現れなくなりますが、大人になっても残存しているケースって意外とあります。

 

知らず知らずのうちに苦しめられているって場合も。。

 

こんな問題にも、運動や栄養がとても大切だと言われていますよ。

 

ここから

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今日は、普段あまり聞き慣れない『原始反射』についてシェアしてみましょう。

原始反射とは、新生児が生まれながらにして持っている反射のことを指します。

新生児が発育・発達したり、身を守るためにとても大切な反射です。

 

この反射には多くの種類がありますが、代表的なもののひとつが

『モロ反射』と呼ばれる反射です。

 

”大きな音を立てた際に乳児が両手を広げて抱きつくような反射動作を指し、出生直後より出現し、通常は生後4ヶ月頃には消失する。モロ反射の消失によって、定頸(首が据わること)や首の運動が可能となるとされる。”

出典:wikipedia

 

そんなモロ反射も通常は4〜6ヶ月頃に消失するとされていますが、正確には消失するものではなく『大脳皮質によって、反射が起こるのを抑え込んでいる』状態です。

 

そんな原始反射って、実は大人になっても残ってしまっている方も。

例えば不意の大きな音に対して頻繁に体が”ビクッ”っとなる様な方は、モロ反射の残存が疑われます。

 

大脳皮質の発達の過程で、反射がうまいこと抑制されないまま成長していたり。

また、頭部への外傷・心的外傷・認知症などによって再び発現することもあると言われています。

(知人は交通事故後に、顕著なモロ反射が起こる様になりました)

 

または、栄養・睡眠・アルコール・過度なストレス・運動不足による脳の不活性などによっても、脳機能の低下による反射の抑制が起こりにくくなる可能性も指摘されています。

 

そんな大人の原始反射ですが、残存していることで

・音、光、刺激に対する感覚過敏
・副腎疲労症候群
・集中力の欠如
・感情の不安定性
・社会性の未熟さ
・ADHD

といった兆候が見られることが。

 

日常に溢れる様々な刺激に対して過敏になりすぎて、安全なことと危険であることの判別が難しくなります。

結果として常に過度な緊張状態に陥りまして、

・消化吸収能力の低下
・血糖調整能力の低下
・慢性的な疲労感

といった慢性不調に繋がり、知らず知らずのうちに苦しんでいることも。

 

そんなパターンに陥ってしまった場合は、運動や栄養の取り組みによって、低下してしまった脳機能を取り戻す必要が。

 

長くなってきましたので、明日に続きます。