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【意外とあるよビタミンB6不足】710

2022年8月8日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日は栄養ネタを。

慢性疲労・ボディライン・体の痛みの問題。どれをとっても、栄養は切り離して考えられない超重要課題です。

(運動が必須なのはもちろんですが)

 

栄養療法と運動療法の両輪で取り組む体づくりがやはり近道だと思いますし、改善したコンディションを維持するにも両方の取り組みが必要不可欠です。

 

本日はそんな栄養の中でもあまり注目度が高くないにも関わらず、けっこう重要度の高いビタミンの一つ『ビタミンB6』について触れていきましょう。

 

ビタミンB6と聞いてもいまいちパッとしないと思いますが、体内で起こるほぼ全ての”アミノ酸代謝”に関わっていると言われているのですが。。

具体的には

①神経伝達物質の代謝(細胞から細胞への情報伝達)

②糖新生(体内で不足した糖を作り出す機能)

③ヘモグロビンの合成(貧血との関わりが深い)

④体内でのステロイドホルモンの合成

などといった、とても大切な機能に必須の補酵素として知られています。

 

この中でも、まずは

②糖新生
③ヘモグロビンの合成

この2つについて取り上げてみましょう。

(①④も、もちろん極めて重要ですが。)

 

慢性疲労の諸症状や、便秘といった消化管のトラブルまで。

その影に、血糖維持能力の低下が起点となっていることが多々あります。

 

糖新生とは食物から摂った糖が枯渇しそうな際に、タンパク質(アミノ酸)や脂質(グリセロール)から糖(グルコース)を作り出す、僕たちの体に備わったはたらきのことです。

 

元気な方は糖新生も滞りなく機能しますので、多少の空腹でも細胞にエネルギーを十分量供給することができますね。

ビタミンB6不足によって肝臓の機能が低下すると、このはたらきに滞りが起こりまして低血糖の原因に。

 

そしてヘモグロビンですが、赤血球の中に存在しまして『細胞に酸素を供給する』大役を担っています。

酸素は細胞のエネルギー源となりますので、ここでも慢性的なトラブルの原因に。

 

実はとても大切なビタミンB6。

不足する原因は食事だけでなく、腸内環境とも関わりが深いと言われています。

明日に続きます