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【疲れ目はなぜ起こる?】732

2022年8月30日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日はバタバタと遅くなっちゃいましたので、過去の埋もれ記事からシェアです。

昨日の眼に関する投稿と併せて、疲れ目についても。

 

ホットパックで目や首の後ろを温めるのも良いですが、根本的な解決は視覚を絡めた運動が必要かも知れません。

 

ここから

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今日は久しぶりに視覚について触れてみましょう。

現代人のライフスタイルでは、目から入ってくる情報を処理している時間がとても長くなる傾向にありますよね。

 

デスクワーカーの方であれば一日中PCの画面を。

オフタイムにはスマホやタブレットの画面を。

読書をしたりテレビを見たり。

 

こんな感じで、『狭い範囲を集中して見続ける』という機会が非常に多くなります。

 

筋肉なんかと同じ様に、特定の機能を過剰に使っていれば当然僕たちの体は疲弊してきます。

 

『固定視の過剰使用』

これが疲れ目の原因ですね。

 

そんな疲れ目は誰でも起こりますが、ご年齢を重ねるごとに不快感が強くなったり、回復が遅くなったりと。

状態が悪化していくケースは少なくありません。

 

そんな時に疑ってあげたいのは、日常ではあまり自覚する機会の少ない『視覚機能の低下』です。

 

視覚機能もたくさんありますが、最も低下しやすい機能は『周辺視野』です。

僕たちの視野(見えている世界)には

・中心視野
・周辺視野

がありますが、今こうして文字を読んでいる時に識字ができているのは中心視野が正常にはたらいているからですね。

 

では周辺視野はどうでしょう。

周辺視野にも色々とあるのですが、そもそもの”見える角度”が狭窄していることもよくあります。

 

そして周辺視野で見える世界って、実はかなりぼんやりとしています。

試しに、この星→★ を見たまま周りの字を読もうとしてみてください。

 

 

画面の大きさや画面との距離にもよりますが、もうこの辺りの文章って何が書いてあるのか認識できないと思います。

 

こんな曖昧な視野の情報って、実は脳が補完して成立しているのですよね。

(信じられないかも知れませんが、視野の中心以外のエリアって色も識別できないのです。)

 

そんな視機能の低下が、実は視覚に多大な負荷をかけることで疲れ目が増長していることも多々あります。

 

目を休めたりケアすることも大切ですが、併せて”視覚機能のトレーニング”も取り組んでみたいところ。