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【副腎疲労と歯周病】734
2022年9月1日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
今日は7〜8年ぶりに歯医者さんへ。。
特に口腔内のトラブルは無かったのでたいへんご無沙汰となってしまいましたが、以前虫歯を治療した歯の一部が欠けてしまいそちらの治療をお願いしました。
幸いなことに今回の治療箇所以外は大きな問題なしということで、少ない通院で治療は完了しそうです。
さてそんな口腔環境ですが、実は副腎疲労とも結構深い関係があります。
歯科は専門外なので病態への詳しい言及はできませんが、歯周病が大いに影響ありと言われています。
歯周病はジリジリと続く炎症、まさに『慢性炎症』の典型的な疾患です。
歯周病による慢性炎症が発生していることで、細胞からは『サイトカイン』と呼ばれる物質の分泌が常態化。
(ちょいと難しいですが、サイトカインの中でも特に”インターロイキン-6”と”TNF-α”が過剰になることで悪さをします)
これらが歯周病によって常に分泌過剰となることで、
・鉄の吸収を阻害
・腸粘膜を破壊(リーキーガット症候群)
・血液脳関門を破壊(リーキーブレインといって、脳にも悪影響が)
・自律神経のバランスが崩れる(交感神経が活発に)
・ホルモンバランスが乱れる
※副腎からはコルチゾール、性腺からはエストロゲンが過剰分泌
こんな反応が連鎖的に起こっていきます。
これらは直接的に副腎を疲弊させる原因となったり、より慢性炎症を深刻なものへと導くことに。
考えられるあらゆる手段を講じてもなかなか良くならない慢性疲労。
そんな場合は、口腔環境の悪化も疑ってあげたいところです。
(そうでなくても、QOL向上にとても大切!)
こんな諸々を知ってから、日々のデンタルケアにはより一層気を使う様になりました。
歯磨きは朝晩の2回ですが、併せてデンタルフロスによる歯間のクリーニングを昼と夜の2回。
特にデンタルフロスは個人的にとてもオススメです。
取り入れてからは、歯肉のコンディションがどんどん良くなっていったことを覚えています。
これからは歯医者さんで、定期的なクリーニングもお願いしようと思います。