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【歯の”食いしばり”と夜間低血糖】735

2022年9月2日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日はバタバタと遅くなってしまいましたので、過去の埋もれ投稿からシェアです。

こちらも昨日に続き、口腔環境にまつわるお話を。

 

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今日は、とても多いお悩みの『就寝中の食いしばり』問題についてシェアしてみましょう。

 

寝ている間、なぜ無意識下で歯の食いしばりや歯ぎしりといった顎関節の運動が起こるのでしょう?

睡眠中はリラックスしているはずなのに、不思議ですよね。

 

こちらは自律神経の中でも、交感神経の働きに起因すると言われています。

 

・食いしばり、歯ぎしり

・起床時に舌の縁を観察すると、歯に沿ってギザギザの跡がついている

・寝汗をかきがち

・朝起きると首や腰に張りを感じる

・寝起きから疲労感がある

・夜中の3〜4時ぐらいに一度目覚める(その後なかなか寝付けなかったり)

・悪夢を見がち

・夜間頻尿

 

同様のメカニズムで起こる、こんなお悩みを併発していることがほとんどです。

 

その原因は、睡眠中の血糖値の維持が難しくなっている『夜間低血糖』が問題の根底にあると言われています。

 

僕たちの全身の細胞、そして臓器が快適に働くためには、エネルギー産生の主原料である『糖と酸素』がとっても大切。

 

ということで、空腹時でも血糖値が下がりすぎない様に血糖を維持する能力が極めて大切になるのですが。。

 

ここにトラブルを抱えていると、栄養を摂取することのできない睡眠中の血糖維持能力にも問題が起こります。

 

高糖質・低食物繊維食の様な、血糖値の乱高下(機能性低血糖)が起こりやすい食習慣。

または、血糖の調節に極めて重要な役割を持つ『副腎』の機能低下による、慢性的な低血糖が原因として考えられています。

 

睡眠中の血糖値低下

血糖を何とかして上げようと、アドレナリン・ノルアドレナリンといった興奮性のホルモンが分泌

交感神経が興奮

寝汗・食いしばり・こわばり・悪夢など、興奮性の症状が発生

 

改善のためには食習慣を改善することで、”血糖を調節するホルモンの産生”に必要な各種栄養素を充足させること。

そして度々取り上げてきている、『副腎疲労』の回復を見込んだ栄養療法や運動療法が効果を上げています。

 

副腎をはたらかせる事が、様々な慢性不調の予防・改善。

そして日々の生産性や、何なら”機嫌”といったところにも影響してくる可能性は、大いに考えられますね。

 

『ストレス対抗器官』とも考えられる副腎。

様々なストレス過多となりがちな現代人にとって、副腎への理解は快適な毎日を過ごす上でとっても大切だなあ、と実感する日々です。

 

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