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【腸内でのカンジダ増殖も要注意】736

2022年9月3日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

本日オフにつき過去の埋もれ投稿から。

近頃腸内環境と疲労感がイマイチすっきりせず、あれこれと試しても寛解しない。

これはもしや!と思いまして腸内カンジダ菌の除菌に取り組んでみましたが、大当たりでした。

 

・回復しきらない疲労感

・腹部膨満感

・軟便

・食欲亢進

・ブレインフォグ

 

このあたりの不調がうっすらと起こっていまして、なんとなく『いつもと違う』という感覚。

 

今回は3週間ほどかけて除菌に取り組んできましたが、この数日内でこれらの症状が完全に消失しました。

 

 

やってて良かった栄養療法。。

こうして文書を綴っている今も、脳がとてもクリアに働いていて快適そのものです。

『なんとなくずっと調子が優れない』

そんな慢性不調による損失って、積もり積もってとても大きなものになるのではと思います。

 

ここから

———

 

今日も再び腸内環境ネタに戻ってみましょう。

先日は小腸内細菌増殖症 (SIBO)について。

今回はその原因菌の一つである『カンジダ菌』について触れてみます。

 

カンジダ菌と言えば膣カンジダが比較的馴染み深いですが、実は他の部位でも増殖しやすいと言われています。

【カンジダが増殖しやすいところ】

・口腔内

・腸(小腸)

・膣

 

小腸内での増殖では劇的な症状に見舞われないことが多いため、なかなか気付かれないがほとんどですが。。

 

なぜ小腸内でのカンジダ増殖が問題かといいますと、

・リーキーガットシンドロームの原因となる

・ミトコンドリアでのエネルギー産生を低下させる

・アセトアルデヒド(毒素)を産生する

・SIBO、IBS(過敏性腸症候群)の原因となる

 

こんなトラブルの一因となっていると言われています。

 

カンジダ増殖による症状としては、

・慢性疲労
・ブレインフォグ(頭に霧がかった様なボンヤリ感)
・腹部膨満感
・頭痛
・下痢
・便秘
・砂糖渇望
・うつ症状
・食物過敏
・蕁麻疹
・ニキビ
・アトピー
・口腔周辺の荒れ
・食欲亢進
・血糖の乱高下

 

こんなところが挙げられています。

あらゆる方法を試しても腸内環境がしっくりと来ない場合は、こんな可能性も疑ってみたいですね。
検査の結果、腸内の増殖が明らかになった場合には段階的に除菌の工程を進めることになります。

(いきなり除菌に取り組むと、ダイオフと呼ばれる手痛い副作用の様な症状に悩まされることがあります。)

 

多様な細菌が住み着いている腸内の環境。

一度崩れてしまうと、その調和を取り戻す為にはそう一筋縄ではいかないケースがあるので厄介です。

 

カンジダ感染は『尿中有機酸検査』という自費診療の検査で行う必要がありますので、けっこうお高くつきます。。

まずはその他消化管健全化の取り組みを行なってからでも遅くはないと、個人的には考えています。