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【年齢と女性ホルモンの変化】739
2022年9月6日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
今日は遅くなっちゃいましたので、過去の埋もれ投稿から。
僕たちは体内で生成される様々なホルモンのおかげで命を維持しています。
そんなホルモンの中でも、女性は女性ホルモンによる多大な影響を受けてそのライフサイクルを過ごすことになります。
その分泌量は、なんと生涯のうちにティースプーン1杯分ほどとごく少量。
少量でも効きが物凄く良い。
そんな理由から、この分泌に問題が生じるとその影響も多大なものに。
エストロゲンとプロゲステロン。
どちらが大切というわけではなく、そのバランスが大切だと言われています。
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しばらくの間女性の健康シリーズが続いていますが、今日はご年齢とともに変化していくホルモン分泌について理解を深めてみましょう。
添付の画像は海外のものなので少し読み取りにくいですが、先日からご紹介している
・エストロゲン(上の線)
・プロゲステロン(下の線)
これらの年齢にともなう変遷を示したものです。
(Energetic Nutrition HPより引用 Progesterone – The Almost Forgotten Hormone)
どちらも35歳前後から大きく減少していきますが、その減少速度にはご覧の通り差があります。
エストロゲンよりもプロゲステロンの減少が目立ちますよね。
エストロゲンとプロゲステロンはどちらも大切な機能を持っていますが、2枚目に添付した表の様にそれぞれの機能のバランスが取られる様になっています。
(ルネスクリニック東京HPより引用 エストロゲンとプロゲステロンの作用の比較)
ということでご年齢を重ねるごとに、二つのホルモンの差が大きくなりやすい傾向がありますね。
こちらがホルモンバランスに由来する不調を、年々感じやすくなる理由だと考えられています。
ホルモン減少は生理的に発生するものなのですが、問題はその過程で『エストロゲン分泌過剰』または『プロゲステロン分泌不足』が起こっている時です。
慢性炎症の発生や肝機能の低下などの理由でエストロゲン過剰が起こっていないか。
ホルモンを合成するために必要な栄養素が不足する『質的栄養欠乏』が起こって、プロゲステロン不足が起こっていないか。
プロゲステロンをはじめとするホルモンを合成する為には、細胞で豊富なエネルギーを生み出す必要がありますので
・低血糖(糖の供給量低下)
・貧血、鉄欠乏(酸素の供給能力)
これらの問題が起こっていないか?という事にも注意をはらう必要がありますね。
人体は複雑なシステムの上に支えられているので、どこかにエラーが起こると連鎖的に調子が悪くなっていきます。
体の痛みやボディラインの変化と同じく、体内の臓器でもどこかに問題が起こればそれをカバーすべく”サブシステム”がはたらく。
そんなサブシステムの利用にもやがて限界が訪れます。
大きなトラブルとなる前に、なるべく早く手を打っておきたいところです。