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【なぜか痩せないし、太りやすい】750
2022年9月17日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
今日は、一般的にパーソナルトレーニングで最も需要があるであろう肥満の改善について。
ダイエットってカロリーコントロールでうまくいく方もいらっしゃいますが、
・さほど食べていないのになぜか太ってしまう
・食事のコントロールをしているのに全然痩せない
こんなお悩みを抱える方も少なくありません。
そんなパターンに陥ってしまった場合には、減量に取り組み始める前に破綻してしまった体内の代謝システムを再生する必要があります。
(摂取エネルギー<消費エネルギー の単純計算が通用しないケースです)
まずは肥満が起こりやすくなる原因について、ここで改めて整理してみましょう。
肥満とは、脂肪細胞が過度に肥大した状態を指します。
<脂肪細胞の肥大が起こる条件>
①高血糖
②高中性脂肪
③インスリン分泌
この状態が続くことで肥大していきます。
これは紛れもなく『精製糖の過剰・高脂肪食』が大きな原因ですね。
※そんな観点からも、やはり典型的な和食は素晴らしい。
そんなに食習慣が乱れてはいないと思うのに…という方もいらっしゃるのでは。
なぜか太りやすい。
そこにはいくつかの理由があります。
ここで注意が必要なのは、『高血糖』が起こりやすい体内環境になっていないか?ということです。
極めて影響が大きいのが『慢性炎症』の発生です。
(何度も触れてきた話題ですので、慢性炎症については割愛)
慢性炎症が起こっていると、糖を細胞内に取り込む為に必要なレセプター(GLUT4)の発現を阻害することが分かっています。
結果としてインスリンの効きが悪くなりまして、食後の血糖値が上がりすぎたり、なかなか下がらなくなったりという現象が。
(近年では糖尿病の一因とも言われています。)
血糖値がなかなか下がらないとなれば、インスリンはより分泌されやすくもなりますね。
そんなこんなで、①高血糖 ③インスリン分泌↑な状態を起こしやすくなります。
また慢性炎症の発生は、副腎からのコルチゾール・カテコールアミンといったホルモン分泌を亢進します。
これらのホルモンは血糖値を上昇させる作用を持ちますので、やはり高血糖を生み出す原因に。
慢性炎症の収束がダイエット成功の鍵を握ると言っても過言ではありません。
そんなコンディションに陥っている方は、併せて慢性疲労系の症状も併発していることがほとんどかと。
慢性炎症といえば、
・腸内環境(リーキーガット症候群)
・脂肪肝
・肥満
・口腔環境
・上咽頭炎
これらが代表的。
中でも腸内環境の悪化がボトルネックになっている方が、とても多い印象です。
やっぱり大事な腸内環境。
明日以降に続きます(気まぐれですが。。)
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