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【呼吸が多いと酸欠になります】758

2022年9月25日

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は過去の埋もれ記事からシェアです。

(近頃呼吸のエラーを抱えがちな方が多いので、改めて重要なテーマを)

全身の細胞が元気よくはたらく為には、そのエネルギー源となる酸素の存在が必要不可欠。

その中でも、特に影響を受けるのは脳の神経細胞だと言われています。

慢性疲労・慢性不調へのアプローチには、呼吸への介入は避けて通ることが出来ません。

 

まずは簡易的にチェックを。

ここから

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今日は息を止めてから『息を吸いたい!』と感じるまでの秒数をカウントすることで、

あなたの呼吸の様子をチェックする方法をご紹介してみましょう。

 

そもそも”呼吸がしたくなる”のは、血液中の酸素が足りないからというよりも

『二酸化炭素が多くなった』ことを体が感知した反応であると言われています。

 

よく口呼吸が良くないと言われますが、それは口から息を吐くことで呼気が多くなってしまい、

より多くの二酸化炭素を排出してしまうこともその一因となります。

 

一見すると”燃えカス”的な二酸化炭素を効率的に排出することは、決して悪くない様に思えますが。。

 

僕たちの体が酸素を活用するためには、適正な二酸化炭素濃度が必要不可欠です。

※詳しく知ってみたいという方は『ボーア効果』とweb検索してみてください

 

そんな二酸化炭素ですが、呼吸のエラーによって常々血中濃度が低い状態が続くと、

体はその濃度に慣れていってしまいます。

 

結果として、僅かな二酸化炭素濃度の上昇で

『息苦しい・息を吸いたい』と感じる様になっていきます。

 

そして、宜しくないとされる”浅く速い呼吸”が定着してしまうことに。

 

それではあなたが『二酸化炭素が薄い状態に慣れていないか?』

を簡単な方法でチェックしてみましょう。

 

①普段通りの呼吸をしながら鼻から息を吐いた後、息を止める。

②『息をしたい』と感じるまでの時間を計測。
※我慢をしている感覚が出てきたらNG。あくまでも”息をしたい”と感じるまでの時間です。

 

・20秒以上で合格
・30秒以上が理想的
・40秒以上はさらに理想的

↑この秒数には諸説ありますが、僕は普段こんな感じで評価しています。

 

慢性不調を抱える方には、10秒以下という方も結構いらっしゃいます。

息を吸っても吸っても全身の細胞レベルで酸欠に陥っているので、

慢性疲労や体の緊張から起こる痛み、睡眠のトラブルまで。

やっぱり色々と不具合は出やすいというわけですね。。

 

適切にアプローチしていけば、しっかりと改善が見込める不調なのでご安心ください。

あなたの呼吸はいかがですか?