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【未精製穀物と大豆のチカラ】759
2022年9月26日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
ついつい個別の栄養素や症例のお話になりがちですが、今日は重要な食品選びについて。
栄養療法に取り組む際には、『どの栄養素が不足しているか』をカウンセリングや様々な評価法を用いて推察。
このファーストステップがとても大切です。
僕たちの臓器はそれぞれ、必要な栄養素の割合や量が異なります。
使いすぎて疲弊したり、栄養が欠乏して機能が低下すると、何らかの不調が症状として現れる。
そんな機能低下した臓器や組織ですが、修復・再生が体内で行われる様にする為には、その臓器での使用量が多い栄養素を短期的に高容量摂取する必要があります。
(材料が無ければ作る能力も生まれません)
そこでサプリメントを活用することが多いのですが、ベースとしては食生活を整えることが極めて重要となります。
腸内や肝臓といった臓器で起こる慢性炎症を収束させる為には、日々の食事改善が欠かせません。
(慢性炎症は栄養素の吸収を阻害したり、栄養を浪費することにつながります)
また栄養素はそれ単体ではなく、それぞれが互いに影響し合いながら体内で機能していきます。
全体のバランスの上にサプリメント。
これは譲れないところですね。
さて、そんな食の『ベース』を作るための食品選びはどうしたら良いのでしょう?
色々な要素がある中ですが、まずは僕たちの主たるエネルギー源である糖を何から摂るか。
そして、糖から円滑にエネルギー(ATPといいます)を作り出す環境づくりが先決です。
※このATPをもとに、内臓をはじめ僕たちの体は動くことができます。
糖を摂取してもそのままエネルギーとして活用されるわけでは無く、複雑な化学反応の末にエネルギーとして活用されます。
そんな糖の化学反応において特に重要な栄養素が、
・ビタミンB1
・マグネシウム
2トップです。
これらが充足していることで、細胞内での糖の利用率が高まります。
これらが豊富に含まれ、かつ日常的な食生活に取り入れやすいのがこちら。
・未精製穀物
(玄米や雑穀、アマランサスなど)
・大豆製品
(豆腐、納豆、豆乳など)
もっと含有量が多い食品もありますが、毎日取り入れやすいというところに軍配が上がりますね。
添付の動画はある日の僕の朝食。
雑穀米をミックスしたお米と、納豆オムレツに味噌汁。
質的栄養欠乏を防ぐためには、簡素になりがちな朝食が結構大切だったりします。
今度はもう少し映える写真を撮りましょう。。