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【慢性炎症がコレステロール値を上げる】787
2022年10月24日
静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
本日は遅くなってしまいましたので、過去の投稿から。
コレステロールの値が高めで不安とのお悩みを立て続けにお受けしましたので、そんな記事をシェアです。
食事には気をつけているのに、なぜか高くなるコレステロール値。
コレステロールってなんだか悪者扱いされがちですが、実はとっても大切な存在。
損傷した細胞を修復する、バンドエイド的存在とも言い換えることができます。
バンドエイドが増え過ぎているということは、細胞が壊れまくっているってことかも。。
高いのも問題ですが、低すぎるのもまた大きな問題をはらんでいます。
低すぎる際の原因は、栄養の欠乏による材料不足ですね。
やっぱり3食しっかりと食べることが正義だと思います。。
ここから
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話題は再びコレステロールに戻ります。
先日の投稿でコレステロールの持つ役割をご紹介しました。
【コレステロールの役割】—-
①全身の細胞の材料
②各種ホルモンの原料
(特に副腎皮質ホルモンと性ホルモン)
③胆汁(消化液)の主原料
④ビタミンDの原料
→日光を浴びると体内で合成されます
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ということですが、『①全身の細胞の材料』『②各種ホルモンの原料』がコレステロール値の上昇と関連深いです。
知らず知らずのうちに体を蝕んでいる、腸で起こる慢性炎症の原因リーキーガット症候群。
※過去の記事(3/21〜3/23)を参照です
こんな状態に陥ると、トロ火の様にジリジリと体内で炎症が起こり続けます。
炎症が起こると細胞膜に損傷が起こりますので、ここでコレステロールに原料としての出番が。
(①全身の細胞の材料)
そして体は炎症を収束させようとしますので、同時にコルチゾールというホルモンを分泌し続けます。
(②各種ホルモンの原料)
そんな作用機序がありまして、慢性炎症がコレステロール値をUPさせている可能性も考えられるわけです。
体内のコレステロールの大半は肝臓で合成されますが、必要量が上がれば生産量も上がっていきますね。
色々と試してきたけれど、なかなかコレステロール値が下がらない。
そんな時は、腸内環境の正常化にも取り組んでみたいところ。
(慢性炎症の原因は他にもありますので、こちらは可能性の一つです。でも結構多くの方が陥っている模様。)
ちなみに女性の場合、更年期・閉経後・卵巣摘出後といたタイミングでもコレステロール値が上昇する傾向があります。
そんな女性特有のお話は、また明日触れてみましょう。