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2022年11月10日

静岡市葵区・駿河区・清水区　大人女性のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

意思が弱くて。。

甘いものがどうしてもやめられなくて。。

パーソナルトレーニングの現場で、
体重を落としたいというクライアント様から
よく伺うコメントです。

食べたいという生理的欲求を
意思の力で押さえ込むこと。

これを長期的に実践できる方って、
世の中にいったいどれくらい
いらっしゃるのでしょうか？

そんな『自己管理能力』の程度が
肥満の原因になるとはいささか考えにくいと
個人的には感じてしまいます。

注目すべきは、

『食べたいという生理的欲求』

がなぜ過剰に湧き出ているのか？
ということではないでしょうか。

人類は飢餓状態に対応した

・燃料の備蓄装置
・備蓄燃料の内燃機関

を体内に備えています。

・血糖の維持能力低下
・鉄欠乏
・ミネラル、ビタミンの不足
・低タンパク質
・腸内環境の問題
・過剰なストレス

これらは備蓄燃料の内燃機関、

つまり僕たちの体内で
エネルギーを作り出すはたらきを阻害する要因に。

備蓄燃料である脂肪やタンパク質を
エネルギーとして活用することが
難しくなります。

結果として体外からのエネルギー源を
自然と欲する体内環境へ。

十分に備蓄があるにもかかわらず、
人体は枯渇するエネルギーを補填しようと
食欲を亢進させたり。

また、甘いものが辞められないという
糖依存へと陥っていきます。

これが、意思の力ではどうすることもできない
『食べ過ぎ』の根本的な原因だと考えています。

肥満は自己管理能力の不足から起こるものではない。

そしてダイエットは我慢大会でもありません。

“太ってしまったのは自己管理の甘さから”

という言葉を浴びせられて傷ついてしまった方が、
身近なところにもいらっしゃいまして。。

肥満の原因は精神論ではない。

これは、これからも声を大にして発信していきたいところです。

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