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【花粉症、粘膜は第一の防衛ライン】806

2022年11月12日

静岡市葵区・駿河区・清水区 大人女性のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日は春の風物詩、花粉症への対策について少しシェアしてみましょう。

先日も触れた通り花粉症の症状を緩和する為に体調を整えたいのですが、3ヶ月ほどの期間を要すると言われています。

スギ花粉は2月〜4月にかけて飛散のピークを迎えますので、準備は今のうちから。

 

さて、今日は花粉の防衛ライン第一の関門である”粘膜”について。

 

そもそも免疫って、『自己と非自己』を判別するところから始まります。

外皮より内側は自己。

外皮の外側にあるものは非自己。

 

外の世界のものが外皮を越えて内部に侵入してきた際に、免疫系が応答するというわけです。

 

それはウィルスや細菌のみならず、花粉も同じ。

外皮の一部である粘膜が防衛ラインの役割を果たしていれば、そもそも花粉症の様な過剰な免疫応答は起こりにくくなるというわけです。

 

というわけで、栄養療法の界隈ではまず粘膜の強化について取り組んでいきます。

 

粘膜の表面にも細胞が密集しているのですが、その密集具合は体のコンディションに左右されます。

(主に栄養状態の影響を大きく受けて)

 

この密集した状態を”タイトジャンクション”なんて呼んだりしますが、タイトジャンクションがタイトじゃなくなっていると、とても問題です。

 

粘膜表面のターンオーバーが栄養不足によってうまくできなくなると、ユルユルになってきますね。

外からの異物に対して、スキを作っている状態。

 

さらに、粘膜表面を覆っているヌルッとした”ムチン”と呼ばれる分泌物と、そこに含まれる”異物の付着を防ぐ物質”の産生もとっても大切です。

こちらもやはり栄養状態から改善していきたい。

 

ということで、今日は花粉症第一の防衛ラインについて触れていきました。

明日はその改善方法について。

 

どうも免疫の話ってややこしいですね。。

それだけ複雑な防衛線を敷いて、僕たちの体を守っているのです。

 

様々な疫病の危機から生き永らえてきた、人類の歴史が刻まれています。

 

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