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【亜鉛不足とPMS症状】836

2022年12月12日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『美脚・美尻・お腹痩 専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

本日はパーソナルセッションが立て込みまして、少々アウトプット過多に。。

こういう時は言葉が出てこないので、過去の埋もれ投稿からシェアです。

しっかり休んで明日に備えようと思います。

 

現代人の食生活では亜鉛の必要量が高まりがちですが、これを食事だけで補うのはなかなか大変。

食品から摂取する工夫をしつつ、サプリメントも活用したい超重要ミネラルのひとつです。

我が家でも亜鉛のストックは欠かせません。

 

ここから

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今日は女性のための栄養学について。

女性ホルモンの分泌量は一生のうちティースプーン一杯分と言われておりますが、ごく少量にもかかわらず強力な作用を持っています。

 

あらゆる事がきっかけで、そんな女性ホルモンの分泌にはトラブルが起こりがち。

本日はその中でも亜鉛不足による影響をシェアしてみましょう。

 

まずミネラルには”ブラザーミネラル”と言いまして、二種類がバランスを取り合って体内に存在しているものがあります。

亜鉛と銅

この二つのミネラルはシーソーの様な関係性で、亜鉛が減ると銅が増え、亜鉛が増えると銅が減るという性質があると言われています。(その逆も)

 

まずは昨日もシェアしました『エストロゲン過剰』は色々と問題を引き起こしますが、ここでも。

 

エストロゲンには血液中の銅(血清銅)を増加させる作用が。

そして前述の通り、亜鉛が不足することでも血清銅が増加していきます。

 

血清銅が増えることでノルアドレナリンというホルモンが増える。

(ちょっと難しいですが、ドーパミン→ノルアドレナリンへの代謝が促進される)

 

ノルアドレナリンには

・覚醒
・興奮
・攻撃性
・恐怖
・不安

という精神作用があります。

 

また銅を原料とする酵素(MAOA)の生成も、銅が増えることで亢進されます。

MAOAは”幸せホルモン”とも言われるセロトニンを分解する酵素ですので、これはこれで抑うつ状態の原因に。

 

今日はちょっと難しい内容でしたが、

・エストロゲン過剰
・亜鉛不足による銅過剰

これらがPMSの症状を悪化させる一因であると考えられています。

 

現代人のライフスタイルでは亜鉛を体内で浪費しやすく、また十分量を食品から摂るのもなかなか難しい。。

僕たちにとって、実はとても大切なミネラルです。