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【睡眠物質とはなんぞ】845
2022年12月21日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『美脚・美尻・お腹痩 専門』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
本日はバタバタしてまして、過去の投稿から再シェアです。
2日前の『睡眠力』にまつわる記事の続きとなります。
僕もあまり眠らずに仕事をしていた時期がありますが、日中は断続的に訪れる眠気との戦いに。
カフェインを摂ると一時的に睡魔から逃れることができますが、体の仕組みを知ってみるとこちらはなかなかの荒技です。
そんな暮らしぶりでは、やがてこっ酷い副腎疲労にやられることになります。。
カフェイン飲料は嗜好品として楽しむもの。
弱った体に鞭を打つ様な使い方は、なるべくしない方が良いですね。
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◆睡眠物質とは?
睡眠物質とは文字通り、私たちの体に蓄積することで眠気を促す物質のことです。
睡眠の研究って歴史が浅くて、実はまだハッキリと分かっていないところが沢山。
例に違わず睡眠物質に関しても同様ですが、現在明らかにされている物質は数十種類と言われています。
代表的なものの一つが、『アデノシン』という物質。
例えるならばこれは、細胞が活動する時に使ったエネルギーの燃えカスの様なもの。
体を使えば使うほどに蓄積されていきます。
眠りにつく時間までにアデノシンを十分量蓄積することが、私たちの安眠には有効です。
そこで『運動による肉体疲労』が有効であると考えられています。
そしてそんなアデノシンの催眠作用ですが、ここで『カフェイン』がその作用を邪魔することが分かっています。
“受容体”という、アデノシンが結合してアデノシンの作用を体内で引き起こす”ソケット”の様なイメージのもの。
この受容体に、なんとカフェインが結合して居座ってしまいます。
結果としてアデノシンが体内に十分量蓄積していても、作用が十分に発揮されずにどんどん覚醒していくというわけです。
(疲れているはずなのに眠くない。そんなカフェインによる場当たり的な対処の常態化が、ちょっと良くないという事は何となくイメージしていただけると思います。)
<避けるべき事>
・カフェイン飲料の飲用を避ける
※カフェインへの感受性には個人差があり、敏感な方は朝飲んだカフェオレが夜まで作用しているケースも考えられます。
<やるべき事>
・積極的な運動をする(夕方が効果的と言われています)
睡眠物質についてはまだまだ研究の途上にあり、これから明らかにされることもきっとあるでしょう。
快眠サプリメントの研究も進んでいる様ですので、期待したいところです。
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