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【日本人の腸内細菌は独特!】846

2022年12月22日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『美脚・美尻・お腹痩 専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日は久しぶりに腸内細菌叢についてのお話を。

栄養療法に取り組めば取り組むほどに、腸内環境の悪化が全身の様々な問題に繋がっていること。

そしてこれを無視して状況の改善を期待することは、極めて難しい。

そんなことへの理解と確信がより深まってきました。

※太りやすさや痩せにくさ、とも密接に関わっています

 

 

近年、腸内細菌にまつわる研究の発展は目覚ましいものがあります。

(どんどん既知の事実が更新されていくので、ついていくのが大変です。。)

 

そんな中で分かってきたのは、腸内細菌を構成する菌の種類に『地域差・民族差』があるということ。

 

欧米〜アジア圏など11カ国・755人の腸内環境を調査した結果が手元にありますが

他の地域・民族が持つ腸内細菌と比べて、日本人のそれは大きく異なることがわかりました。

 

他の国、民族の人々と違って、

・炭水化物やアミノ酸の代謝が得意

・食物繊維を発酵、活用する能力が高い

・海藻類を分解する能力が高い

なんていう特徴が確認された様です。

 

これって、民族ごとに食べてきたものの歴史でもあると思いませんか?

 

農耕による米の生産と農作物を多用した食文化。

タンパク源としての、大豆の活用。

海産物が豊富に手に入る、島国ならではの食性。

 

そして腸内細菌叢のベースは、両親から代々引き継がれていくものです。

 

食の欧米化が進んできた昨今ですが、併せて生活習慣病や慢性不調の増加も顕著であるのはご承知の通りです。

 

それは食文化の変化に、まだ日本人の腸内細菌叢が適応できていないから。

そんな側面もあるのだと思います。

 

日本食。

代々受け継いできた素晴らしい食文化、大事にしていきたいな。

 

先日はクライアント様に良いお味噌屋さんを教えていただいたので、近々買い物へ行ってみようと思います。

楽しみ楽しみ。

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