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【10-10-10の呼吸エクササイズ】883

2023年1月28日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

本日は過去の投稿からシェアです。

原始反射の残存や感覚過敏といった、脳機能に起因する諸問題。

そんなお悩みをお持ちの方は、ほぼ必ずと言っても良いほど呼吸のエラーを抱えていらっしゃいます。

 

※交感神経の過活動は、恒常的に呼吸を『浅く・早く』する。

 

 

脳の神経細胞への酸素供給量低下、即ち脳機能(活性)の低下。

すると自身を取り巻く環境が安全であるか、危険であるかという判断が曖昧になっていきます。

 

結果として起こることの一つが、体の強張り。筋肉の過剰な緊張。

例えばこれからご紹介する呼吸のエクササイズを行う前後で、前屈などをやってみて柔軟性をチェックしてみてください。

 

これだけで体の背面の緊張が落ちて、前屈がやりやすくなる方も。

 

僕も毎日行っているエクササイズです。

ぜひお試しを。

 

ここから

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先日反響の多かった呼吸について、改善のヒントをひとつシェアしてみましょう。

安静時の呼吸が浅く・荒く(頻回に)なっていることによって、僕たちの脳は

血液中の僅かな二酸化炭素上昇に対して過敏になります。

 

呼吸数が多いということは、それだけ酸素を取り入れつつ二酸化炭素を吐き出しているということ。

 

体内に存在している二酸化炭素の量が、恒常的に低下する結果となりますね。

 

人が『呼吸をしなければ』と知覚するとき、特に脳においては酸素ではなく二酸化炭素の変化を頼りに判断しています。

(脳幹にある中枢性化学受容器のはたらき)

 

日常的に呼吸数が増えてしまっている場合は、脳が『二酸化炭素が少ない』ことに慣れてしまっている様な状態。

ということで、僅かな二酸化炭素の上昇に過剰反応してしまうのですね。

 

ならば、『二酸化炭素が多い状態に慣れていこう』というのが呼吸問題改善の第一歩です。

 

とっても簡単なので、宜しければお試しを。

 

<10-10-10の呼吸エクササイズ>

①仰向けになって、鼻呼吸で行う

②10秒間でゆっくりと息を吸う

③10秒間でゆっくりと息を吐く

④吐ききったまま10秒間息を止める

※①〜④を、できれば5サイクル以上行なう

 

終わった後に手足の指先がじんわりと温かくなったり、頭がスッキリした様な実感があったり。

目から入ってくる光の量が増えた様な感覚があったり、視界が明瞭に感じられたりといった変化もあるかも知れません。

 

体の緊張を感じたり、息苦しさを感じている時なんかは効果てきめんだと思います。

10秒がどうしても辛いという方は、5秒から始めてみましょう。

 

(このワークを行なってから先日の息を止めるテストを行うと、少し時間が伸びているかも知れません。)

 

僕はパーソナルのセッション間や、就寝前に行う様にしています。

マスクをしながらたくさん喋らなければならないお仕事の方は、特にオススメです。

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