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SIBO(小腸内細菌異常増殖症)の原因とは?なぜ“腸内環境を整えても改善しない人”がいるのか
2023年2月6日
SIBO(小腸内細菌異常増殖症)の原因とは?
〜なぜ“腸内環境を整えても改善しない人”がいるのか
「腸内環境を整えているのに、お腹の張りや不調が改善しない」
そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
その原因のひとつとして、近年注目されているのがSIBO(小腸内細菌異常増殖症)です。
SIBOとは、本来は細菌が少ないはずの小腸で、細菌が異常に増殖してしまう状態を指します。
この状態になると、腹部膨満感やガス、下痢・便秘などの症状が現れ、栄養吸収にも影響を及ぼします。
重要なのは、「なぜその状態が起きるのか」です。
目次
SIBOとは何か|“細菌が増えること”ではなく“留まること”が問題
通常、小腸には多くの細菌は存在しません。
これは、腸の動き(蠕動運動)や胃酸、免疫機能によって細菌の増殖が抑えられているためです。
しかし、これらの機能が低下すると、小腸内に細菌が留まりやすくなり、結果として異常増殖が起こります。
つまりSIBOの本質は、
「細菌が増えること」ではなく「細菌が排出されないこと」
にあります。
SIBOの主な原因①|腸の動き(蠕動運動)の低下
最も重要な原因が、腸の動きの低下です。
腸は本来、食べ物や細菌を先へと送り出す働きをしています。
しかしこの動きが弱くなると、内容物が小腸内に停滞し、細菌が増殖しやすい環境になります。
このような状態は、糖尿病や甲状腺機能低下症などの疾患に加え、ストレスや自律神経の乱れでも起こることが知られています。
腸の動きが遅くなることで細菌が増えるというメカニズムは、医学的にも広く知られています。
SIBOの主な原因②|胃酸・消化機能の低下
胃酸には、食べ物に含まれる細菌を殺菌する役割があります。
しかし、胃酸の分泌が低下すると、本来排除されるべき細菌がそのまま小腸へ流れ込みます。
さらに、消化酵素や胆汁の分泌が低下すると、未消化物が増え、細菌の“エサ”となります。
その結果、小腸内で細菌が増殖しやすくなります。
SIBOの主な原因③|腸の構造的問題
腸の形や構造の問題も、SIBOの原因になります。
例えば、手術後の癒着や腸の狭窄があると、内容物の流れが滞り、細菌が停滞します。
また、高齢になると腸の動きや胃酸分泌が低下しやすく、これもリスク要因となります。
見落とされがちな原因|“体の使い方”と自律神経
ここまでの原因は医学的に知られているものですが、実は日常生活の中にも大きな要因があります。
それが、
- ・呼吸が浅い
- ・姿勢が崩れている
- ・体幹がうまく使えていない
- ・慢性的なストレス状態
といった“身体の使い方”です。
これらの多くは、自律神経の働きに影響します。
腸の動きは、自律神経(特に副交感神経)によってコントロールされています。
しかし、ストレスや身体の緊張が続くと、交感神経優位の状態になり、腸の動きは低下します。
つまり、
「体の使い方のエラー」→「自律神経の乱れ」→「腸の停滞」→「SIBO」
という流れが生まれる可能性があるのです。
こんな人は注意|SIBOの可能性があるサイン
- ・食後に強い腹部膨満感がある
- ・ガスが多い
- ・便秘と下痢を繰り返す
- ・少量の食事でもお腹が張る
- ・腸内環境改善をしても変化がない
これらに当てはまる場合、単なる腸内環境の問題ではなく、小腸の問題である可能性があります。
改善の方向性|“整える→流す”が重要
SIBOの改善には、単に腸内細菌を減らすだけでなく、
- ・腸の動きを取り戻す
- ・消化機能を高める
- ・自律神経を整える
といったアプローチが重要です。
特に見落とされがちなのが、「体の使い方」です。
呼吸、姿勢、体幹の安定性などの身体機能を整えることで、自律神経が安定し、腸の機能も改善していきます。
まとめ|腸内環境だけでは不十分
SIBOは、単なる腸内細菌の問題ではなく、
「体の機能全体の問題」
です。
腸内環境を整えても改善しない場合は、
「なぜ腸が停滞しているのか?」
という視点を持つことが重要です。
その背景には、生活習慣やストレス、そして身体の使い方が関係している可能性があります。
根本から改善するためには、腸だけでなく、身体全体を見直すことが必要です。
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