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【空腹の正体いろいろ】907

2023年2月21日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

昨日の減量ネタに続きまして、『空腹感』を僕たちに認知させているものの正体を知っておきましょう。

胃の内容物が無くなった状態が直接的に空腹感を生むのではなく、そのメカニズムはもう少し複雑です。

 

その中でも、ダイエットを邪魔したり太りやすくなってしまう原因について。

 

<異常な空腹感を作るもの>

①血糖値の低下

血糖値の乱高下は食欲を亢進させます。
食べた糖を適切に処理する能力(耐糖能)が低下している方は、食事をしてもまたすぐにお腹が空くことに。

②レプチンというホルモンの効きが悪くなる

食欲中枢に作用して、食欲を抑制する働きを持つレプチン。
慢性炎症の発生は、レプチンの効きを悪くする「レプチン抵抗性」を引き起こします。

③GLP-1の分泌低下

食物繊維や腸内の善玉菌が産生する短鎖脂肪酸により、腸内で分泌される消化管ホルモン。
食欲を抑制する作用を持ちますが、食物繊維の摂取量低下や腸内環境の悪化により分泌量が低下。

④グレリン

レプチンに拮抗する、食欲を亢進させるホルモン。
絶食によって分泌されますが、睡眠不足によって分泌量が増加することが報告されています。

※睡眠不足はレプチンの分泌量も低下させます。よりお腹が空き、より満腹感を感じにくくなることに。

 

まとめるとこんな感じです。

仕組みを知れば、ダイエットを成功させる・または痩せやすく太りにくい体内環境を整えるために必要なことが分かってきますね。

 

これらを無視して精神論にばかり頼ってしまうと、なかなか上手いこといきません。。

明日に続きます。

 

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