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【小腸内細菌増殖症”SIBO”にも要注意】1029

2023年6月23日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

本日オフにつき過去の埋もれ投稿から。

リーキーガットや、腸内環境に良さげなあらゆる事に取り組んでも良くならない諸問題。

そんな時には、SIBOの発生も疑ってあげたいところ。

ここから

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今日は久しぶりに腸内環境ネタを。

腸内細菌の重要性については一般的にもかなり認知されてきましたが、闇雲に腸内細菌(プロバイオティクス)を経口摂取することが、必ずしもコンディションの改善に結びつくとは限りません。

 

(プロバイオティクスを摂取しているのに、お腹の調子が一向に改善しないというケースはとても多い印象です。)

 

そんな時には、腸内で何が起きているか?についてもう少し理解を深めていく必要がありますね。

そもそも腸内細菌の大多数は、『大腸』に生息しています。

栄養を吸収する場である小腸内には、あまり多くの細菌が存在していないという事が分かっています。

 

ところが何かの拍子に、小腸の中で細菌が異常増殖を起こすことがあります。

※お腹を著しく下してしまう『過敏性腸症候群』の60〜85%は、SIBOが原因となって発生しているというデータもある様です。

 

【SIBOの症状】

・頻繁に起こる腹痛
・食後に起こる腹部膨満感
・下痢、または便秘
・頻回な放屁(臭くない)
・逆流性食道炎

などなど

 

こうなってくると、一般的に腸内環境に良しとされる水溶性食物繊維の摂取が逆効果となるから厄介です。

まずは小腸内で異常増殖を起こした腸内細菌数の減少を目指す取り組みを行う必要がありますね。

 

栄養療法的には段階的にアプローチを行いますが、まずはお医者さんが簡易的に紹介している記事を見つけましたのでシェアしてみましょう。

小腸内細菌増殖症 SIBO(シーボ)について
(医療法人社団 新百合ヶ丘総合病院 HP)

https://www.shinyuri-hospital.com/column/column_202104.html

 

間食が多い方や、胃酸の分泌を抑制するお薬を服用していた事がある方。

高糖質・低食物繊維食となりがちな方は要注意です。

 

またの機会に続きます。