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【SIBOの原因あれこれ】1030

2023年6月24日

静岡市葵区・駿河区・清水区

『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

本日もオフにつき過去の埋もれ投稿から。

SIBOに陥っていると思しき方って割と多い印象ですが、現代人を取り巻く環境を考えると致し方ないところもありそうな気がします。

謎のお腹の不調、こんな所にも原因が潜んでいるかも。

ここから

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腸内環境week続きます。

あらゆる手を尽くしても腸内環境や慢性不調が改善しないケース。

そんな時は腸内でのカンジダ菌増殖やSIBOを疑い、改善に取り組んでいきたいところ。

 

今日はそんなSIBOが起こる原因について少し深掘りしてみましょう。

今問題がある方はもちろん、健康な方でも今後の為に蓄えておきたい知識であります。

 

SIBOの原因ですが、ざっと箇条書きにするとこんな感じです。

①MMC(伝播性消化管収縮運動)の不足
※空腹時に小腸で起こる、食べ物を大腸に向かって押し出す運動。

②胃酸・胆汁・膵液の分泌不足
※低血糖や鉄欠乏、栄養不足が消化液の分泌不足の原因に。これはまたの機会に。

③胃酸抑制剤の使用

④糖質・糖類に偏った食習慣

⑤水溶性食物繊維不足な食習慣

 

間食が多く空腹である時間があまり無い食習慣では、小腸内の腸内細菌の餌となり得る食物が常駐することに。

そんな飽食状態でもSIBOは発生します。

 

そして消化不良によって未消化の食物が小腸内に流れ込むことでも、腸内細菌の異常増殖が起こります。

また消化液には抗菌作用もありますので、消化液の分泌減少も菌数が増加する要因に。

 

胆汁と膵液はタンパク質と長鎖脂肪酸を摂取することで分泌が促進されるため、タンパク質不足・糖質偏重な食習慣では消化液が持つ抗菌効果を十分に発揮できません。

 

さらに糖質過多な食事が続くと、小腸内では糖質を分解する消化酵素が浪費され不足していきます。

糖質は腸内細菌もエネルギー源として活用しているため、ここでも増殖。

 

善玉菌のエネルギー源である水溶性食物繊維が不足すると、善玉菌は代替のエネルギー源として腸の粘液層(ムチン)を活用しはじめ、食い破ります。

ということで、低食物繊維食が続くと善玉菌によるリーキーガット症候群を招くことに。

(そんな理由から、ファスティングを実施する際には期間や頻度に注意が必要かも)

 

ちょいと長くなりましたが、SIBOの原因となる食習慣でした。

①〜⑤、うっかりすると結構やってしまいがちですよね。

一度陥ると、回復には幾つかのステップを踏まなければなりません。

そんなSIBOの改善にも取り組んでおります。

お心当たりがお有りの方は、宜しければご相談を。

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