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【痩せ型にも多い血糖値の異常】1120
2023年9月22日
静岡市葵区・駿河区・清水区
『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの堀航大です。
食事を摂ると、上昇した血糖を細胞内に取り込もうとインスリンが分泌。
インスリンが細胞にはたらきかけて、血液中の豊富な糖を細胞内に取り込みます。
このはたらきが適正に行われていれば、食後の急速な血糖値の上昇と、その後訪れる急速な下降に伴う食後の眠気や怠さも起こらない。
しかしながら、亜鉛・マグネシウムといったミネラルの不足や、慢性炎症の発生により、インスリンの効きが悪くなって糖を細胞内に上手く取り込めなくなります。
(これをインスリン抵抗性、そして糖を処理する能力のことを耐糖能と呼びます。)
従来の認識では耐糖能の低下は肥満者に多いとされていましたが、近年の認識では痩せ型の女性にも多いことが分かってきました。
パーソナルトレーニングの現場でも、耐糖能異常を起こしていると考えられる方と頻繁に遭遇します。
炭水化物を摂ると顕著な眠気と怠さに襲われる方や、間食を摂ったりカフェインを摂取して血糖値を維持し続けていないと、日中活動できない方など。
この状態を放置していると日常生活にも多大な悪影響があって辛いですし、ダイエットやボディメイクも上手くいかないどころか2型糖尿病のリスクもあります。
平均的な食事に体が耐えられないので、まずはリハビリ的な食生活の改善を。
そして定期的な運動習慣と適切な睡眠が、改善には必要不可欠。
昭和、平成、令和と時代が変わるにつれて、私たちのライフスタイルも大きく変化してきました。
かつては当たり前とされていた生活習慣も、今となってはかなり努力しないと実現できない。
当たり前に食べて、当たり前に寝て、当たり前の運動量を維持する。
特殊な食事法や睡眠メソッドが流行っては消えていきますが、やっぱりここが原理原則だと思います。
というわけで、今日は外部の参考記事をご紹介。
記事中では『耐糖能異常が痩せた若年女性に多い』との傾向が示唆されていますが、現場の肌感覚としては年齢に関係なくお悩みの方はいらっしゃいます。
よろしければお時間のある時に
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食後高血糖となる耐糖能異常が痩せた若年女性に多いことが明らかに
(順天堂大学 研究活動HP内より)
https://www.juntendo.ac.jp/news/00217.html
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