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【小腸は免疫の最前線】1133

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『大人女性の体質改善』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

小腸の上皮細胞では、人体にとって有用な栄養素を取り入れつつ、有害な細菌や食品由来の高分子物質(消化不良による未消化物)の侵入を防いでいます。

通過させるべきものとそうでないものを選別する。

小腸は免疫の最前線でもありますが、この機能を正常に働かせる為には、腸壁を構成する細胞同士のコンディションが大切です。

 

腸上皮細胞どうしの隣接部分は、『タイトジャンクション』と呼ばれる強固な結合によって繋がっています。

 

特定の食品による影響や体内での慢性炎症の発生により、細胞同士の結合が緩む。

するとタイトジャンクションによるバリア機能に損傷が起こり、小腸内に流れ込んできた未消化の食物や、ウィルス・細菌といった異物が侵入しやすくなります。

すると、超上皮細胞の下にある免疫細胞が過剰に応答し、副腎疲労や自己免疫疾患・遅発性アレルギーといった問題を引き起こすことに。

これがリーキーガットシンドローム(腸漏れ症候群)です。

タイトジャンクションの損傷は複合的な原因で起こりますが、

・睡眠不足やストレスによる腸内細菌叢のバランス悪化

・アルコール摂取(アセトアルデヒドが腸に炎症を起こす)

・食品添加物やリノール酸(食用油)の摂取過剰

・糖質の過剰摂取

・グルテン、カゼインの摂取過剰

・消炎鎮痛剤や抗生物質、ステロイドの多用、長期服用

などといったところが挙げられます。

 

そして胃や十二指腸といった上部消化管で十分な消化が行なわれず、未消化の食物が小腸へ流れ込むことで免疫の過剰応答が起こり易くなる。

炎症反応はさらなる炎症反応を呼び、タイトジャンクションの損傷を招きつつ炎症が全身に飛び火する。

(炎症性サイトカインが血流に乗って全身へ)

 

すると糖代謝が阻害され、慢性疲労や糖欲求の亢進といったトラブルを招くことにも繋がっていきます。

 

なかなかややこしい腸内環境問題。

つづきます。

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体を変える方法は、筋肉を鍛えることだけじゃない。
あなたに最適なアプローチ方法に取り組んでみましょう。

【小腸のはたらきアレコレ】1132

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食べた食物は消化管に入ると胃で胃酸による初期消化、そして十二指腸で膵液と胆汁酸と混ざり合い、小腸へと向かいます。

そして、糖質・タンパク質・脂質の三大栄養素は小腸で吸収される。

小腸の壁を通過して体内に取り込まれるには消化が進み、高分子だった食物が低分子化していることが必要です。

 

消化(高分子→低分子)は小腸でも行われますが、特にタンパク質・脂質に関しては小腸以前で低分子状態まで消化されていることが大切です。

吸収できないタンパク質は大腸内で腐敗を起こし、アンモニアなのど有害物質が過剰に産生されることに。

こちらは門脈(消化器から肝臓に向かう血管)を通じて肝臓に到達し、肝機能にも悪影響が。

そして腐敗は腸内環境をアルカリ化し、腸内細菌叢の正常なはたらきを阻害します。

(腸内は弱酸性に保たれていることが理想的)

 

そんな栄養素の取り込み器官でありつつ、もう一つの重要な役割は免疫です。

体にとって有用なものを取り込みつつ、有害なものは侵入させないという高度な機能を持っています。

 

この大切な機能を、消化液の分泌エラーが破綻させている。

これが私たちをジリジリと苦しめる不定愁訴と、密接に関係していると言われています。

 

つづく。

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【十二指腸も大事です】1128

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胃のお話に続きまして、今日はその先にある十二指腸について。

 

その長さは25cmほどと、小腸などと比べて短いのですが、食物の消化においてとっても大切な働きを担っています。

胆嚢から送られた胆汁、そして膵臓で作られた膵液は十二指腸で腸管内に分泌されまして、胃から流れ込んできた食物と混ぜ合わせることで消化が行なわれる。

 

胆汁も膵液も消化酵素を含みますが、胆汁は脂質の消化を。膵液は三大栄養素全てに働く消化酵素を含んでいます。

 

この時、胃酸の強い酸性を膵液のアルカリ性によって中和されることも大切。

酸から小腸を守りつつ、各種消化酵素が働きやすい環境を作り出しています。

 

健康診断などの血液検査で『血清アミラーゼ』という数値が低下している場合には、膵液の分泌能力が低下していることが疑われます。

 

そして胆汁もとっても大切。

脂質の消化だけでなく、

・小腸内の抗菌作用(腸内細菌の異常増殖を防ぐ)

・腸壁の構造を強固に強化

・腸の運動(蠕動運動)の適正化

・腸内細菌の逆流防止

・脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収促進

・筋肉の肥大や維持

・抗肥満、抗糖尿

といった所にも関わっています。

 

胆汁酸を作り出している肝臓の働きが弱っていたり、低栄養で原料が足りていないと分泌能力が低下してしまいます。

 

と、そんな感じで十二指腸と各種消化液のはたらきをシェアしてみました。

ここで躓いてしまうと、プロバイオティクスをいくら摂ってもなかなか上手くいかない。

 

栄養状態の改善や血糖維持能力の改善、そして睡眠や運動へのアプローチなど、生活習慣全般に配慮していく必要があります。

 

つづく

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【腸カンジダにも注意です】1127

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パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日は腸内環境にまつわる過去の埋もれ記事をシェアです。

カンジダ菌は真菌と呼ばれるカビの一種ですが、基本的に僕たちの腸内細菌の1%ほどを占めていると言われています。

 

こちらは善玉菌の餌となり有用な菌の一種ですが、なんらかの原因で異常に増殖すると結構厄介な存在に。

 

腸内細菌とは一生のお付き合い。

特性をおさえつつ、仲良くしていきたいものです。

ここから

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本日は、SIBOとも関連深い『カンジダ菌』について。

カンジダ菌(真菌・カビの一種)は本来僕たちと共生している常在菌でありまして、何か悪さをする存在ではありません。

それが何らかの原因で異常に増殖することで、体に良からぬ反応をもたらします。

 

比較的認知度が高いのは膣カンジダですが、実は小腸内でも異常増殖することが分かっています。

(厄介なのは、異常を目視で確認できないところ)

 

そもそも何故カンジダが問題なのか?

・リーキーガット症候群の原因となる

・細胞でのエネルギー産生を邪魔する

・アセトアルデヒド(毒素)を出す

・SIBO、IBS(過敏性腸症候群)の原因となる

こんな問題が起こると言われています。

 

実感のある症状としては、

・慢性疲労
・ブレインフォグ
・腹部膨満感
・頭痛
・下痢
・便秘
・糖への渇望感
・うつ
・食物過敏
・蕁麻疹
・ニキビ
・アトピー
・口腔周辺の荒れ
・食欲亢進
・血糖の乱高下

 

といった多数の不調に結びついていると言われています。

 

小腸内のカンジダ菌って、通常は善玉菌の餌としても活躍してくれている良きパートナーです。

異常に増殖するとこの様な厄介な症状を抱えることになりますが、抗生物質の乱用・善玉菌が減少した腸内環境・糖質の摂取過剰、といったことが増殖の原因と考えられています。

 

腸内環境正常化にあらゆる手を尽くしても改善しない。。

そんな時はカンジダ菌の増殖も、原因として疑ってみたいところ。

 

抗菌作用のあるオイルやハーブを用いて殺菌したり、菌が作り出すバイオフィルム(粘性のバリアの様なもの)を酵素サプリなどを用いて除去する必要が。

 

いきなり除菌に取り組むと、カンジダが死滅する際に放出するアルデヒド・アンモニア・アラビノースといった物質の影響で手痛い体調不良を経験することも。。

除菌にはいくつかのステップを踏みながら、順序がとても大切になります。

またの機会に続きます。

【胃の役割を理解してみましょー】1126

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パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

コレステロールのお話から消化機能へと移っていきましたので、今日はとっても大切な『胃』のはたらきについて深めてみましょう。

腸内環境というと腸内細菌が多く生息する大腸が注目されがちですが、胃での消化不良を改善しなければなかなか上手くいきません。

 

河川の流れと同じで、上流での廃水流出やゴミの不法投棄が続けば、下流をいくら清掃しようとも問題は解決しない。

 

慢性不調がある場合、下流での問題をやっつけつつ上流へのアプローチが必ずや必要になっていきます。

 

まずは消化管の上流部分にあたる、胃が持つ機能や特徴を。

<胃の役割>

①食物の滞留(1〜4時間程度)
※高脂肪食の場合、更に時間を要する

②タンパク質と脂質の初期消化

③ミネラルのイオン化(水に溶けて吸収できる状態にする)

④微生物の殺菌

 

といった感じですが、これらを遂行する為には胃酸の適正な分泌が必須となります。

胃酸はpH1〜1.5のとても強い酸性を示しまして、強力な殺菌・消化作用を持ちます。

 

そして胃酸に含まれるペプシノーゲンという物質が、酸の作用によってペプシンというタンパク質分解酵素に変化。

タンパク質をより消化・吸収しやすい形に変化させまして、胃以下の消化管に送り出します。

 

というわけで胃酸の分泌能力が低下すると、せっかく食べたタンパク質の吸収が上手くいかない。

そればかりか、未消化のタンパク質は小腸でのリーキーガットによる慢性炎症の発生源ともなります。

(腸内環境の悪化はもちろん、様々な代謝にも悪影響が)

 

そして必須ミネラルの吸収も阻害されるので、貧血・鉄欠乏や糖代謝のエラーといったトラブルの原因ともなり得ますね。

 

高コレステロールや低コレステロールといった問題も、巡り巡って低胃酸が原因の一つとも考えられます。

 

改善の為には、血糖の安定(低血糖の予防)や消化のサポート。

消化に優しい食品のチョイスや、自律神経の諸問題に対するアプローチも。

 

取り組みたい事は多岐に渡りますが、まずは実行しやすく影響力の大きいものから始めていきたいところです。

つづく

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【胆汁の流れと高LDLコレステロール】1125

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パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

コレステロールの値が高かったり低かったり。

昨日は低い場合のリスクをご紹介してみましたが、本日は高い場合に考えられる原因の一つをシェアです。

 

体内のコレステロールは、体内で合成されたり、一度使われたものが再吸収されたり、食事から取り込まれたりといった形で維持されています。

 

その中で最も影響が大きいのは、胆汁に含まれるコレステロールの再吸収です。

 

胆汁は肝臓でつくられ、一度胆嚢に貯蔵され濃縮。

食事を摂った後、十二指腸に分泌されまして脂質の消化の為に活躍します。

 

その後は胆汁の95%が小腸で再吸収されますが、ここで水溶性食物繊維を豊富に摂っていると便と共にその一部が排出される。

(高LDLコレステロールの改善に食物繊維が有効と言われるのはこの為です。)

 

胆汁とコレステロールは体内を循環していまして、この流れは腸肝循環と呼ばれています。

 

ここで発生し得るトラブルとしては、胆汁が十二指腸に流れ出す前に通る胆道の流れが悪くなっていたり、そもそも胆汁酸がうまく生成できなくなっていて、LDLコレステロールが利用されなくなることで血中に余ってしまうというケース。

 

疾患が疑われる場合には治療が必要ですし、そうでない場合は肝機能の改善や、うっ滞した胆汁を適切に排出する助けが必要になります。

 

例えば、一部の整腸剤に含まれるウルソデオキシコール酸には、胆汁を排出させる効果が。

油物を食べると消化不良でお腹を下すという方なんかは、試してみても良いかも知れませんね。

 

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【コレステロールとは何者か?】1124

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パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日は、なんとなく怖いイメージのあるコレステロールの正体について、理解を深めてみましょう。

 

高すぎるのはもちろん問題ありですが、低いのも問題あり。

体内には必要だから存在しているという認識が大切かと思います。

 

コレステロールとは、生物の体内で合成される脂質の一種。

 

①細胞膜の構成要素

②副腎皮質ホルモン(抗炎症作用)の原料

③性ホルモンの原料

④胆汁酸(脂質の消化吸収に必須)の原料

⑤ビタミンDの原料

 

といった感じの役割を担っていますので、なかなか重要な存在なのです。

①細胞膜の構成要素 となりますので、過少な場合は細胞膜が脆く壊れやすく。

各種ホルモンの原料が充足していなければ、十分な生産能力も維持できない。(影響は全身の機能に波及する)

 

原料不足で胆汁酸の分泌が不十分であれば、消化不良が起こり腸内環境は悪化。

ビタミンDの生産能力が低下すれば、各細胞のターンオーバーも滞っていく。

 

高いリスクは割と周知されていますが、低い際のジリジリとしたリスクは命の危機に直結しにくい為か、あまり注目されない。

 

というわけで、コレステロールが私たちにとって必須の存在であることは、何となくご理解いただけたのではと思います。

LDLコレステロールは、低くても100mg/dl以上は欲しいところ。

 

低コレステロールは、コレステロールの産生に必要な栄養素が不足している質的栄養欠乏状態とも考えられます。

つづく。

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【更年期と高LDLコレステロール】1123

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パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

本日はセッション中に、LDLコレステロールが高くなる理由についてご質問いただきました。

ここでは女性の高LDLコレステロール問題について、少し深掘りしてご紹介してみましょう。

以前も触れたことがありますが、ここには女性ホルモンの『エストロゲン』の分泌量が関わっています。

エストロゲンの分泌量はご年齢を重ねるごとに、徐々に低下傾向へ。

更年期を迎える頃、その分泌量低下は顕著なものになります。

エストロゲンには、体内で起こっている炎症を鎮める抗炎症作用が。

よって分泌量が低下することで、炎症レベルが上昇。

 

炎症が起こるとジリジリと体内の細胞が破壊されていきますので、細胞を修復するバンドエイド的な役割を持つLDLコレステロールの産生量が増加します。

(ということでLDL-Choも重要な役割を持ちますので、低LDLも割と深刻な問題です)

 

またLDLコレステロールの多くは肝臓で作られますが、血液中に余った分は再び肝臓で再吸収されます。

エストロゲンはこの再吸収のはたらきにも関係しておりまして、エストロゲンの分泌量低下はLDL-Choの再吸収も阻害することに。

結果として血液中のコレステロール量が上昇しやすい環境になります。

 

というわけで、更年期以降の女性であればある程度の高LDLコレステロールは許容すべきとの見方もありまして。

 

高すぎるのはもちろん問題ありですが、前述のとおり低LDLコレステロールが見られる場合がなかなか厄介です。

 

コレステロール問題、明日に続きます。

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【痩せ型にも多い血糖値の異常】1120

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パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

食事を摂ると、上昇した血糖を細胞内に取り込もうとインスリンが分泌。

インスリンが細胞にはたらきかけて、血液中の豊富な糖を細胞内に取り込みます。

このはたらきが適正に行われていれば、食後の急速な血糖値の上昇と、その後訪れる急速な下降に伴う食後の眠気や怠さも起こらない。

しかしながら、亜鉛・マグネシウムといったミネラルの不足や、慢性炎症の発生により、インスリンの効きが悪くなって糖を細胞内に上手く取り込めなくなります。

(これをインスリン抵抗性、そして糖を処理する能力のことを耐糖能と呼びます。)

 

従来の認識では耐糖能の低下は肥満者に多いとされていましたが、近年の認識では痩せ型の女性にも多いことが分かってきました。

パーソナルトレーニングの現場でも、耐糖能異常を起こしていると考えられる方と頻繁に遭遇します。

 

炭水化物を摂ると顕著な眠気と怠さに襲われる方や、間食を摂ったりカフェインを摂取して血糖値を維持し続けていないと、日中活動できない方など。

 

この状態を放置していると日常生活にも多大な悪影響があって辛いですし、ダイエットやボディメイクも上手くいかないどころか2型糖尿病のリスクもあります。

 

平均的な食事に体が耐えられないので、まずはリハビリ的な食生活の改善を。

そして定期的な運動習慣と適切な睡眠が、改善には必要不可欠。

 

昭和、平成、令和と時代が変わるにつれて、私たちのライフスタイルも大きく変化してきました。

かつては当たり前とされていた生活習慣も、今となってはかなり努力しないと実現できない。

 

当たり前に食べて、当たり前に寝て、当たり前の運動量を維持する。

特殊な食事法や睡眠メソッドが流行っては消えていきますが、やっぱりここが原理原則だと思います。

 

というわけで、今日は外部の参考記事をご紹介。

記事中では『耐糖能異常が痩せた若年女性に多い』との傾向が示唆されていますが、現場の肌感覚としては年齢に関係なくお悩みの方はいらっしゃいます。

よろしければお時間のある時に

食後高血糖となる耐糖能異常が痩せた若年女性に多いことが明らかに
(順天堂大学 研究活動HP内より)
https://www.juntendo.ac.jp/news/00217.html

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【セルフマッサージも良いですよ】1119

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パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日は頭頂葉のお話の続きを。

頭頂葉が関与する感覚のうち、とても影響力が大きいのが『触覚』です。

頭頂葉には一次感覚野と呼ばれるエリアがあります。

ここには『身体の地図』とも考えられる情報が記憶され、私たちが運動を遂行するための基盤ともなっています。

 

これは、頭の中に自分自身が存在している様なもの。

 

“頭の中の私”が実像と乖離していたり、またはボンヤリとして輪郭が不明瞭だったりすると問題が起こります。

 

正確な輪郭が分からなければ体を何処かへぶつけがちになりますし、

体をどの様に操作すれば良いのか確信が持てず、過剰に力を使ってしまったり力が入りにくかったり。

やろうとした動きが上手く遂行できなかったり。

 

そんな問題を生み出す原因の一端は、頭頂葉にあるかも知れません。

頭頂葉を鍛えるには色々な手法や手順がありますが、まずは手軽なところで『手で自分の身体を触る』ことから始めてみましょう。

機能的に未発達である乳児は、自分自身のからだを知るために、自分の体で自分の体を触れる過程が必要です。

これは大人でも同じ。

お気に入りのボディクリームなどを使って、お風呂上がりに優しくセルフマッサージをしてみましょう。

操作性や機能が低下しがちな足なんかは、特にオススメです。

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