「痛みの改善」カテゴリーアーカイブ

【快適に歩く為のエクササイズ】633

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

たまにはエクササイズのご紹介もしてみましょう。

※あまり綺麗な脚じゃなくて申し訳ないですが。。


筋力トレーニングや感覚機能のトレーニング。

セルフマッサージにストレッチ。

 

色々とやった方が良いとされることは沢山ありますが、最終的に目指していきたいのは

『快適に歩く』ことができる体づくりだなあと、個人的には考えています。

 

・年齢と共に進むボディラインの変容
・お尻や脚の筋肉の萎縮
・腰痛
・股関節痛
・膝痛
・ふくらはぎの張りや痛み

の様なお悩みって、多くの場合『特別な事』をしていないのに自然と発生していることがほとんどです。

 

筋肉の大きさが変わったり、筋肉や関節にダメージが蓄積していく。

僕たちの暮らしで一番多いこれらの機会は、やはり普段から何気なく行っている『歩行運動』中の時間。

 

歩き方や、歩く時に使われている筋肉などに何かエラーがあると、その皺寄せが何処かにジリジリと蓄積していきますね。

その結果が痛みであったり、筋肉のつき方の異変などのトラブル。

 

ちょっと厄介なのは、歩行といった原始的な運動(誰かに教わらずとも獲得する運動)は、意図的にその動きを変えることはあまり良く無いと言われている点です。

※こういった運動を意識して行うことで、体の緊張をより強く引き起こしてさらなるトラブルの原因となるとも。

 

ではどうしたら良いか?

そこで僕たちトレーナーの出番です。

 

お悩みを訴える方のお身体を色々と評価して、トラブルの原因を取り除く為のエクササイズやセルフケアを処方していきます。

 

今日はその一端をご紹介。

椅子に座ってつま先を持ち上げまして、カカトの骨を左右に転がしながら足首を動かす運動です。

 

難なくできたり、結構ぎこちなかったり。

いかがでしょうか?

 

ただ単に動かすだけじゃなくて、カカトの内側と外側を床に押し付けながら行うのがポイントです。

 

『ココか地面に触れているときは、この筋肉が働くよ!』

という学習を、筋肉を使いながら脳に行ってもらいます。

 

無意識的に行う運動を変化させるためには、色々と工夫が必要なのですが。。

この運動をやった後に歩いてみると、人によってはいつもよりもグッと体を押し出す感覚が得られることも。

 

何だかよく分からなかったって方も、これはスムーズにできた方が良い運動です。

あまり深く考えずに、とりあえずやってみる精神も大切です!

【くすぐったい人、ビクッとなる人】632

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は割と予定が詰まっていてこんな時間に。

というわけで、過去の埋もれ記事からシェアです。

脳内に保存されている僕たちの全身の地図『ボディイメージ』ですが、目に見えないながらも、様々な体の反応で存在を観察する事ができます。

疲れやすさや体の痛みとも関連深いトピックでもあります。

 

人に体を触られるのが極端に嫌いな方は、少し注意が必要かもしれません。

※動画はボディイメージや前庭システムなどを駆使した、今日の僕の運動。

身体機能の維持向上は、とにかく日々の積み重ねです。

ここから


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何だか楽しくなってきましたボディイメージのあれこれ。

今日は『触れられる』ということに対する反応の違いについて触れてみましょう。

 

僕は状況に応じてクライアント様の体を触診することが多いのですが、そんな”触れられた時の反応”も結構観察しています。

 

様々な方がいらっしゃいますが、ちょっと触られただけで『ビクッ!』となったり、極度な”くすぐったがり”な方も。

 

そんな『感覚過敏』な方って、全員とは言いませんがボディイメージが乏しい方が多いと言われています。

昨日ご紹介した通り、ボディイメージとは自身の体の”内と外”の境界線。

 

境界がハッキリと分かっているから、自分以外の誰かに触られた時にも『この刺激は大丈夫』と安心して受け入れることができます。

 

境界がボンヤリとしていると安全なのか脅威なのか判別が難しいので、触れられた事に対して必要以上の反応を示してしまうのですね。

そんな外の刺激からの『過剰なスタンバイ状態』は、自律神経系や脳の機能も緊張する方向に傾倒していきます。

 

常に臨戦耐性を強いられた脳や体では、やはりとても疲れてしまいますよね。。

なんだか疲れやすいなというあなたは、そんなボディイメージの欠如によるところもあるのかも知れません。

 

改善のためには、やっぱり運動が必要不可欠。

幼少の頃に経験した様な、多様な運動を楽しみながら。

体型の変化も分かりやすいし嬉しいものだけど、運動の価値って実はもっともっと沢山あるのですよね。

 

自由に動ける喜びを。

【片脚で立てるの何でだろ?】622

静岡市葵区・駿河区・清水区のパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は昨日に引き続き『感覚機能』についてのお話。

体型みたいに目に見えるものでは無いので解説が少し難しいのですが、ご自身の体でも実験しながら理解を深めてみましょう。

僕たちが持つ感覚機能の5感、近頃はより細分化して7感と分類されることもあります。

 

その中でも運動時に特に重要なのが、

①視覚
②前庭覚(三半規管など)
③体性感覚(圧力や筋肉の張力、関節の角度などを感知)

 

この三つである旨、昨日も触れてみました。

 

今はもちろん将来に向けても不具合を出さない為に、どの機能もなるべく健全な状態で過ごしていきたいものです。

そんな日頃実感し辛い感覚機能ですが、『片脚で立つ』という簡単な運動でもこれらが駆使されていることが分かります。

 

では実際にご自身の体でチェックしてみましょう。

 

●STEP1:片脚で立ってキープ

この時点で危うい方は、各感覚機能の低下がかなり進行中かも。
併せて運動を制御している小脳の機能も疑いたいところ。

●STEP2:片脚で立って目を閉じる
※周囲に気をつけて行なってくださいね

ここでグラつきが強く出た方は、普段から視覚を優位に働かせてバランスを取る傾向があるかも。
結果として前庭や体性感覚といった他の機能が低下している可能性が。

●STEP3:クッションや座布団の上に片脚で立つ

これは目を開けたままで行ってみましょう。
足の裏の感圧センサー(体性感覚)の働きを少しばかり奪った運動です。

立ち続ける為には①視覚②前庭覚が頑張る必要がありますが、これらの機能低下が顕著だとグラッとしますね。。

 

いかがでしょう?

楽々できた方もいれば、けっこう怪しげな方もいらっしゃったのでは。

バランス機能の低下って座ったり寝転がったりしていない限り、全ての活動と関係してきます。

 

ここに問題があると脳は常に恐怖と戦っている状態に。

体を硬らせて痛みに繋がっていたり、ボディメイク的には脚痩せにも関わりが深いところ。

そして将来的には転倒や歩行困難という状態まで。

 

著しく機能低下してしまうとなかなか鍛えることが難しいバランス機能。

機能を向上させる修正エクササイズも多数存在しますが、併せて多様な運動を行うことでそれぞれに機能にしっかりと刺激を入れていくことが大切ですね。

 

僕も今日はゴロゴロと転がったり逆立ちをしたりと、多様な運動に励みます。。

 

 

【“ふくらはぎ”が張るのは何でだろ】618

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は久しぶりに解剖学のお話を少し。

結構複雑なテーマをチョイスしちゃいましたが、なるべく簡潔に解説してみようと思います。

 

これもまた女性にとても多い『ふくらはぎが張ります』というお悩み。

張り感から痛みに変わっているものや、ふくらはぎの筋肉がサイズアップして逞しくなっているパターンまで。

 

不調の改善にもボディメイク的にも、避けて通ることはできない問題ですね。

 

そもそも”ふくらはぎ”を構成している筋肉はザックリと二種類。

 

・腓腹筋

・ヒラメ筋

 

ここに必要以上の負担が掛かる”体の使い方”が定着していることが、大きな原因のひとつです。

 

そんな良からぬ体の使い方を挙げると、例えばこんな感じ。

 

①立って動いている時に、”つま先”で体を支え制御しようとする癖
 →重心のコントロール方法に難あり

②股関節の動き・働きに問題があって、歩いている時に足の裏で地面を引っ掻く様にして推進力を得ている
 →歩行時にお尻やお腹の筋肉が感じられない

③『足』に付着する筋肉がうまく働かず、片足立ちをすると足がグラグラ
 →結果として、ふくらはぎを使って安定させようとする

 

関連づけるともっともっと原因・改善点はありますが、分かりやすいところでピックアップするとこんな感じかと。

 

これらと併せて、お尻の筋肉の萎縮・前ももの張り・股関節痛・腰痛などを併発しているパターンがよく見られます。

どれもとっても関連深い部位ですね。

 

ふくらはぎのマッサージやストレッチにももちろん効果はありますが、けっこう対処療法的な取り組みだったり。

今起きている問題の元を断つ為には、『動きの改善』なるものを頑張っていくことが大切です。

(ここはトレーナーの出番ですね。)

 

普段何気なく行なっている色々な動きは、あなたにとって『心地の良い』動き。

その心地の良さにエラーがあったとしたら、日々を過ごせば過ごすほどに。

そして運動をすればするほどに、状態は悪化していく可能性を孕んでいます。

 

それなりの月日を経て定着したものを変えていく作業はなかなか難儀しますが、必ず報われる日が来ると信じて取り組んだ方だけにその恩恵は訪れます。

 

信じる者は救われる。。

 

僕自身もクライアントの皆様も、信じてコツコツと取り組んで変化を実感してきました。

 

こう力説する前に、僕がより説得力のある存在になるのが一番かも知れませんが。。

修行の日々は続きます。。

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【手や腕の痺れ感・脱力感】615

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日まで三連休を頂いていましたが、よく動き、よく食べ、よく眠りとてもリフレッシュできました。

フリーランスで仕事をしているとついつい休むタイミングを見失いがちですが、年齢を重ねるごとに質の高い休息の必要性を実感するようになってきました。。

 

各種慢性不調と同様に、疲労に関しても蓄積量が増えるほどに回復が難しくなります。

・ホルモンや神経伝達物質を分泌・放出する器官の疲労

・結果として生じる慢性的な自律神経の不均衡

・呼吸機能や筋活動のエラー

・糖、脂質、タンパク質、鉄などの代謝能力低下

・これら全てに影響されて起こる脳機能の低下

・脳機能低下によって生じる”うつ”様症状など

 

重症度は様々ですが、こんな負のスパイラルに陥っている方って少なくありません。

 

『栄養・運動・休養』

全ての面で、人体にストレスがかかりやすくなっている現代のライフスタイル。

無事に生き抜く為には、自分自身の体の仕組みを知る努力が大切なのかも知れませんね。

 

僕たちは、なかなか大変な時代に生きています。

 

ということで、今日はオフにつきアウトプットはそこそこにして過去の投稿をシェアです。

毎日多用する手や腕。

 

ペットボトルの開け閉めや、服の脱ぎ着など。

ジリジリと不便さを感じますが、生死には直結しない雰囲気。

そんな不具合も放置しない方が良いかも知れませんよ。

ここから

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さて、ここ数日は手や腕の痺れや脱力感、痛みでお悩みの方のお身体を複数拝見しました。

(同系統のトラブルってどういう訳か、立て続けに重なることがあります。)

 

僕たちはドクターでは無いので診断はできませんが、評価をしてアプローチすることは許されています。

併せて、レッドフラッグといって、僕たちが介入すべきで無い特徴的な症状にも理解・知識が必要です。

 

 

そんな手腕の神経症状を訴えられた時には、色々な可能性が。

重篤な場合は頚椎のヘルニアや脊柱管狭窄症といったお医者さん案件ですが、原因がこれらで無い場合は『胸郭出口症候群』と呼ばれる状態を僕は疑います。(診断ではなく、疑っているだけです)

 

 

こちらが原因である時には、首や胸・脇の下といった筋肉にちょいとアプローチしただけで即時的に改善してしまうので、クライアントの皆さんは結構ビックリされます。

 

あとは再発を防止するセルフケアと、そうなってしまった原因を改善するエクササイズをご案内して取り組んでいただきます。

 

こちら、ご参考に

 

胸郭出口症候群(恩賜財団再生会HPより)
https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/thoracic_outlet_syndrome/

 

整形外科的なアプローチでは注射やお薬、オペといった手法も。

もちろんこんな風に医療的なアプローチが必要なこともありますが、場合によっては簡便な方法で症状が消失することもありますので。

 

そして大事なのは、『なぜそうなってしまったのか?』を追求して改善する取り組みかと。

 

この辺りが僕たちトレーナーの腕の見せ所といった感じですので、お医者さんに行っても予後がイマイチしっくりと来ないという場合は機能改善が得意なトレーナーの元を訪ねていかれるのも良いかも知れません。

 

結構放置しがちな、軽微な痺れや脱力感。

慢性化すると神経の損傷につながりまして回復が困難になりますので、なるべくお早めの対応をお願いしたいところです。

 

 

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【寝起きの辛さで分かること】612

静岡市葵区・駿河区・清水区 大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は気分を変えまして『血糖値』のお話と参りましょう。

血糖値といえば糖尿病というイメージが強そうですが、それは血糖値が慢性的に高くなっている時の問題。

これはお医者さん案件だしいち早く治療に取り組んだ方が良いのですが、一方で軽んじられているのは『低血糖』の問題です。

 

僕たちの体には、肝臓や筋肉・脂肪といった組織に糖を蓄える仕組みが備わっています。

 

ご飯を食べた後に血液中の糖を使い切っても倒れずにいられるのは、こんなエネルギー源貯蔵システムの恩恵を受けているからです。

そんな”予備タンク”から糖を取り出す為には、いくつかのホルモンを必要量分泌する必要があります。

副腎疲労などが原因でこのホルモン分泌能力が低下していると、僕たちが『快適に活動できるレベル』まで空腹時に血糖を上げることが難しなってしまいますね。

 

健康診断を受けられている方は、参考までにご自身の数値を見返してみてください。

空腹時血糖の項目が、90〜100mg/dL程度は維持したいところ。

※食後5時間以内のデータは参考にならないので、注意が必要です

 

ちょいと低めの方は、寝起きにこんな症状がありませんか?

・朝食を食べる食欲が湧かない
・寝起きに腰や首などが凝ったり痛みを感じる
・食いしばりや歯ぎしり
・舌の縁がギザギザしている
・悪夢を見がち
・寝汗をよくかく
・夜間に目が覚めて、そこからなかなか寝付けない
・朝の寝起きが辛い

全部でなくても、いくつか該当した方。

そんなあなたは血糖の維持能力が低下していることで、睡眠中に低血糖状態に陥っている可能性を疑ってみたいですね。

 

寝ても疲れが取れず、1日のスタートが辛い日々はなかなか苦痛ですよね。。

振り返ると僕にもそんな時期がありました。

 

今思うと、過去に一通りの慢性不調をまんべんなく経験していますね(笑)

自身でも辛さが分かるゆえに、そんな慢性不調を改善する方法があること。

そしてもっと快適に過ごせる毎日が存在するということを、多くの方に知ってもらいたいな。

 

血糖維持能力が低下すると精神活動にも多大なる悪影響が生じますので、注意が必要なのですよ。。

【腰痛は連鎖の結果です】610

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は雨上がりの富士山麓でアウトドアツアーを実施しました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

富士山にも新緑の季節がもうすぐ到来。

この時期は緑色の苔がいっぱいの、それはもう美しい森が広がっています。

 

今日ご案内したエリアは村山古道といって、古の登山道をご紹介してみました。

かつては人で賑わったものの今はほとんど人が入らない静かな森。

皆様お楽しみいただけた様でなによりです^ ^

 

ツアーの前後では、少々体の不安がお有りの方のコンディショニングタイムも。

痛みで楽しめない。または帰った後に痛い。では残念なので、こんな時間も設けています。

 

痛みが理由で楽しめない。そんな方が少しでも減っていくと良いな。。

 

さて、今日は遅くなっちゃいましたので過去の埋もれ記事から。

腰痛を訴える日本人ってとても多いと言われていますが、原因は多岐に渡るのでなかなか厄介です。

 

大抵の場合”原因”は腰にありませんが、そんなケースのひとつをご紹介しました。

 

ここから


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今日も腰痛というディープなテーマについて私見をシェアです。

 

“腰が痛い”というときにまず確認したいことは、お医者さん案件であるかどうか?ということです。

骨や椎間板の異常、または内臓疾患が原因になっていないかどうか。

まずはお医者さんに診てもらいまして、できればレントゲンやMRIなどでしっかりと画像診断をしていただきましょう。

 

異常なし、またはドクターから運動してねの指示が出たら僕たちの出番です。

 

(お医者さんは病理のスペシャリストでありまして、僕たちはそれ以外の領域をカバーしています。そんな他業種間連携がスムーズに取れる世の中になると良いなと思うのですが。。)

 

では本題です。

 

病気以外の『腰が痛い』という症状は、全身で起こっている”良からぬ連鎖”の結果であることがほとんどだと考えています。

 

直接的に腰を治療してもらうと痛みが緩和しますが、その後何度もぶり返すのは”負の連鎖を断つ”という取り組みが無視されているから。

 

この連鎖というのが複雑なパズルみたいなもので、何が問題か?の上流を辿れば辿るほどに幅広い知識と経験が必要だと思います。

 

例えば、僕がクライアント様と経験した一例をご紹介。

 

利き手が右の主婦の女性で、長年続くしつこい腰痛に悩まれていました。

生活環境や体のチェックを行うと主原因はこんな感じでした。

 

・実は右肩痛もある

・右腕を上げるとちょっと痛い

・キッチン上の戸棚の調理器具を毎日頻繁に出し入れ

・腕が上がりにくいので、戸棚に手を伸ばす時無意識的に腰を反る

・日々少しずつ腰に負荷が蓄積

・腰を反らすと痛い

 

という感じで、腰と見せかけて主原因は肩にあったというケースも。

 

ちょいと大変ですが調理器具の配置換えをしていただき、まずは頭上に腕を上げる頻度を減らしまして。

並行して肩痛の改善を。

 

そんなこんなですっかりと腰痛は消失しました。

 

今日は症例紹介みたいになりましたが、体に起こる連鎖の様なものをご理解いただけたと思います。

痛みを取り除いてくれる治療的なアプローチも大切ですが、こんな”動きの改善”という選択肢もあるのだという事のご紹介でした。

【年齢と女性ホルモンの変化】609

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

しばらくの間女性の健康シリーズが続いていますが、今日はご年齢とともに変化していくホルモン分泌について理解を深めてみましょう。

 

添付の画像は海外のものなので少し読み取りにくいですが、先日からご紹介している

・エストロゲン(上の線)

・プロゲステロン(下の線)

これらの年齢にともなう変遷を示したものです。

 

 

(Energetic Nutrition HPより引用 Progesterone – The Almost Forgotten Hormone)

 

どちらも35歳前後から大きく減少していきますが、その減少速度にはご覧の通り差があります。

エストロゲンよりもプロゲステロンの減少が目立ちますよね。

 

エストロゲンとプロゲステロンはどちらも大切な機能を持っていますが、2枚目に添付した表の様にそれぞれの機能のバランスが取られる様になっています。

 

 

(ルネスクリニック東京HPより引用 エストロゲンとプロゲステロンの作用の比較)

 

ということでご年齢を重ねるごとに、二つのホルモンの差が大きくなりやすい傾向がありますね。

こちらがホルモンバランスに由来する不調を、年々感じやすくなる理由だと考えられています。

 

ホルモン減少は生理的に発生するものなのですが、問題はその過程で『エストロゲン分泌過剰』または『プロゲステロン分泌不足』が起こっている時です。

 

慢性炎症の発生や肝機能の低下などの理由でエストロゲン過剰が起こっていないか。

ホルモンを合成するために必要な栄養素が不足する『質的栄養欠乏』が起こって、プロゲステロン不足が起こっていないか。

 

プロゲステロンをはじめとするホルモンを合成する為には、細胞で豊富なエネルギーを生み出す必要がありますので

・低血糖(糖の供給量低下)

・貧血、鉄欠乏(酸素の供給能力)

これらの問題が起こっていないか?という事にも注意をはらう必要がありますね。

 

人体は複雑なシステムの上に支えられているので、どこかにエラーが起こると連鎖的に調子が悪くなっていきます。

体の痛みやボディラインの変化と同じく、体内の臓器でもどこかに問題が起こればそれをカバーすべく”サブシステム”がはたらく。

 

そんなサブシステムの利用にもやがて限界が訪れます。

大きなトラブルとなる前に、なるべく早く手を打っておきたいところです。

 

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【月経痛のメカニズムと栄養療法】608

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

今日は『エストロゲン過剰』によって起こるデメリットをひとつシェアしてみましょう。

パーソナルトレーニングのクライアント様にもご相談いただく事も多い、辛い月経痛の問題。

僕は男性なので経験することができませんが、毎月の耐え難い痛みはQOLに著しく関与してきますよね。。

 

そもそも月経痛が生じるメカニズムってご存知でしょうか。

 

①子宮内膜の剥離

②プロスタグランジン(発痛物質といって、痛みを感じる要因となる物質)の合成を促進

③プロスタグランジンが子宮筋の収縮を促進(痛み!)
※プロスタグランジンには子宮筋を収縮させる役割も

 

ごく簡略化してご説明するとこんな感じです。

 

では、エストロゲン過剰がこの過程にどんな悪影響を及ぼすのでしょうか。

まずエストロゲンには『子宮内膜の増殖促進』という作用がありますので、やはり出過ぎていると子宮内膜をより厚く増殖させてしまうことに。

 

この肥厚した子宮内膜が剥離する時に、プロスタグランジンの合成をより促してしまいます。

結果として、多く生み出されたプロスタグランジンは子宮筋の収縮をより強く促してしまい、月経時の腹痛をより不快なものにしている可能性が考えられます。

 

もちろん生まれ持った器質的な問題によって痛みが強いという可能性もありますが、そこにはまだ栄養療法という希望もあります。

栄養療法的に寛解が見込まれる取り組みは、

①過剰なエストロゲンを減らす各種取り組み(慢性炎症の収束、肝機能の改善など)

②プロスタグランジンの合成を抑制する栄養素の摂取
※タマネギ・ウコン・大豆・ナッツ類などに含まれる各種栄養素

③子宮筋の弛緩を促す栄養摂取
※不足しがちなマグネシウムの充足・カルシウム過剰の改善(マグネシウムの排出を促しています)

 

といった感じですが、やっぱり大切なのは『①過剰なエストロゲンを減らす各種取り組み』なのですが。。

これは原因が様々ありますので、血液データなどをヒントに推察する必要がありますね。

 

僕はこんな栄養療法で、この春花粉症の症状が消失してビックリです。

体内で起こる異常事態を抑え込むのではなく、本来のかたちで『正しくはたらかせる』ことがとっても大切だなあと身をもって体感しています。

【トレーナーが得意な腰痛の種類】604

静岡市葵区・駿河区・清水区、大人女性のボディメイク

パーソナルトレーナーの堀航大です。

 

 

今日は勉強会参加の2日目。

昨日の栄養編に続きまして、本日は『非特異的腰痛に対する運動療法』。

ということで、現代人類にとって極めてありふれた不定愁訴である、腰痛問題に取り組んできました。

 

腰痛に関しては様々な先生方から学んできましたが、多様なアプローチ方法があります。

新たな知に触れた時には、これまでの知識に上書き保存というわけではなく”名前をつけて保存”というイメージです。

 

そこに”経験”という要素も加わり、それぞれの掛け算で実際にクライアント様に提供できるスキルとなります。

二日間の情報量がとても多かったので、これまでの自分とうまく統合できる様に復習と実践を繰り返していこうと思います。

 

 

さて、今日はそんな腰痛問題の基礎知識。

 

腰痛をとても大きな枠組みでカテゴライズすると、この二つ。

①特異的腰痛

②非特異的腰痛

 

『①特異的腰痛』というのは、いわゆるお医者さん案件の腰痛です。

レントゲンやMRIで画像を撮って、ドクターが原因を特定できるものを総称して特異的腰痛と呼ぶイメージ。

 

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、分離症・滑り症といった診断がつくもの。

トレーナーとしてできることもありますが、まずはお医者さんでしっかりと診ていただきたいですね。

 

対して『②非特異的腰痛』とは、医療機関にかかっても原因がハッキリと特定できないものを総称してそう呼びます。

 

腰やお腹、股関節周辺の筋肉の使われ方にエラーがあったり。

歩き方や体の操作方法にエラーがあったり。

 

その結果として腰の特定の筋肉に負荷が集中しまして、やがて痛みとなる。そして慢性化したり、悪化と改善を繰り返す様な特徴があります。

 

②非特異的腰痛に関しては原因がそんな感じなので、動きを修正したり神経的な刺激を運動で加えていくことが、改善には必要不可欠です。

 

ということで、非特異的腰痛は僕たちトレーナーがとてもお役に立てる分野なのです。

 

改善はもちろん、腰痛について知ることで、パーソナルトレーニングを提供することで腰を痛めてしまうリスクを低減することにつながります。

 

運動習慣がずっと無かったという方に、安全にトレーニングを楽しんでいただく。

それって一般的なイメージ以上に、とても難しいことだったりします。

 

ここ静岡でもパーソナルジムが近頃は乱立していますが、ちょっと心配であったりもします。

そんなにいっぱいトレーナーさんいるのかな。。

 

また腰痛に関するトピックもシェアしていきましょう。